安倍晋三=政治の脆弱性を突いた、最も賢い首相

明日が衆議院議員総選挙なのを記念して、政治的なコラムを書いてみます。

安倍首相の率いる安倍政権は、すっかり長期政権になっていますね。
この強さの秘密は何なのでしょう?

安倍下ろしの活動をする人も沢山居ますが、結果的には撃ち落とすことが出来ていません。

安倍首相のネームバリューが強過ぎて、ニュースのタイトルは安倍首相を持ち上げるニュースであろうと、こき下ろすニュースであろうと、常に安倍首相がニュースの中心です。

他にカリスマ的な政治家が出てきません。

そんな安倍首相の強さはどこから来るのか?

様々な角度から論じます。

安倍政権は日本を豊かにしている?

安倍首相が総理大臣に就任してから、日本では株価が上がっていますね。株価が上がると得するのは「上場企業」です。

「上場企業」の業績が良くなると、その企業に働いている社員の給料やボーナスに、少し遅れて反映されてきます。

多くの企業では、業績黒字の時に「ベア」と呼ばれる「給与のベースアップ」を、年一回、4月に行います。(実際反映されるのは6月)

また、多くの企業では半期(半年)ごとに、業績、成績等を元に、ボーナスに、何か月分の給料の金額を支給するか?を決めます。

これも、実際の交渉は、ほぼ年単位で行われます。

つまり、上場企業が業績が良くなってから、それが、各家庭の「お財布」に反映されるまで、1年くらい時差があるのです。

優秀な政治家が良い政策を行って、企業が潤っても、「わが財布、豊かにならず」と言っていたのは、そのタイムラグのせいなのです。

でも、安倍政権は、もう何年も続いていますから、上場企業に働くサラリーマン達は「あぁ、政権の影響によって、本当に給料って増えるんだなぁ」と実感してしまっています。

政治のことなんてよく分からないサラリーマンだって、目の前に見える形で、給料やボーナスが増えれば、「安倍晋三マンセー!」と思うのでは無いでしょうか?

そうそう。上場企業の正社員です・・・なんて人は、日本の中では少数派です。でも、実際には、その上場企業の「関係会社」「子会社」の皆さんにも、同じような効果が波及しているのが事実です。

そうすると、日本の人口のうちの、かなりの部分の人達が「安倍政権は、日本を豊かにしている」と感じているはずなんです。

アベノミクス:メディアに訴えるアメリカンな政治手法

アベノミクス。第三の矢。など、企業で言うところの「マーケティングディレクター」のような、コンセプトのしっかりしたプレゼンを行う安倍首相。

これって、競争社会に打ち勝つために、アメリカで実践されているビジネス手法を応用したものです。

日本の企業では「マーケティング」「マーケティング」なんて言いません。何か新しいことを成す時に「徹底的なマーケティング」をしない企業が多いのです。

一方でアメリカは「マーケティングディレクター」が新企画において絶対的な決定権を持ち、命名やコンセプトを時間をかけて検討します。

アベノミクスの手法は、このアメリカ手法なんです。

名前は後から決まったようですが、安倍政権のコンセプトを、時間をかけて考え、聴覚にも視覚にも訴える、強い、インパクトのある柱を立てた。

その結果、マスメディアでも、ネーミングであったり、図やイラストであったり、取り上げやすく、安倍首相を持ち上げた。

これが、競争社会で培われた、アメリカンビジネスメソッドです。絶対的にライバルよりも優位な位置に、安倍政権は居るはずです。

その手法はアメリカから学んでいたのです。

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安倍晋三はずる賢い?

安倍政権に対抗する団体たちは、「安倍晋三は狡賢い」なんて言っています。

これ、バッシングしているようで、ちょっと褒めていますよね。

だって「賢い」って認めちゃってます。

そうなんですよ。安倍政権が長期政権になっている理由って、もう、「ずる賢い」からに他なりません。

ちょっと悪く言ったって良いです。だって、「何も悪いことしてない」んですから・・・。

・アベノミクス効果で一部貧富の差が広がったと言われるが、政権を取るのに十分な割合の「ある一定の国民を豊かにした」
 これは与党で居続けるための、計算し尽くされた作戦に他なりません。国民100%を幸せにする政治手法なんて無いと諦め、どうやったら政権の中心で居続けられるかを、冷静沈着にやってのけた。選挙で与党が決まる日本の議会政治の痛い所を突いたのです。

・野党がぐちゃぐちゃになっているタイミングで「鶴の一声、はい!解散総選挙!」
 衆議院議員の任期を考えたら、総理大臣なんて、そんな5年も6年も続けられません。でも、総理大臣には、物凄い特権が一つだけ認められていて、「自分の好きなタイミングで、議院を解散・総選挙」させることが出来ます。
安倍首相は、これまでに1回、この伝家の宝刀を使っています。抜群のタイミングで使うので、もう、野党は浮足立ってしまって、ボロボロに大敗します。
今回の総選挙だって「突然」という印象が強かったですよね。機会を狙っていたんです。こっそりと・・。「狡賢い」ですよね~。
2回目の伝家の宝刀。切れると思いますか? たぶん、私の予想ですが、大勝すると思いますよ。

内閣総理大臣に「解散権」を与えたのは、日本の政治の脆弱性ではないか?と思うほどですよ(笑)

安倍首相には名参謀が沢山居る

ここまで見てきた安倍首相の強さ、賢さですが、これ、本当に安倍首相が物凄く賢いんだと思っている人が居るかも知れません。

それは違います。

安倍首相には、沢山の頭脳明晰な右腕となる名参謀が沢山居るのです。

一人二人の名前を出してしまうと嘘っぽくなるので書きませんが、安倍首相のプレゼンの巧さを見る限り、安倍首相本人は、賢い名参謀達の考えを、外部に伝えることに長けているのだと思います。

私も色んな所でリーダーシップを任されますが、リーダーは細かい所を知り過ぎていると、ちょっとパワーが薄れます。

むしろ、表面しか分かっていない方が良い。

安倍首相の強さには「分からないところには分からないと自信をもって伝える強さ」を感じます。

これは、名参謀を抱える名リーダーの立ち振る舞いとしてGoodです。誰も突っ込めなくなりますからね(笑)。

一般市民からしたら「頭いいなぁ」と言える安倍首相ですが、幸いというか東大卒ではないし、少し目線が我々に近い印象です。
そんなところも、リーダーとして相応しいのではないでしょうか。

以上、安倍首相の賢さ、安倍政権の強さについて、記述しました。

長い文章に、お付き合い頂きまして、ありがとうございます。

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Posted by fujimori