HHKB(Happy Hacking Keyboard)Professional HYBRID Type-S を購入して慣れてくると、Bluetoothの設定枠(1~4まであります)がまだ空いていることが気になってきます。
ノートPCを4台も持っている人は居ないと思うので、この枠はスマートフォンで使うためのものです。
うちにはスマホはAndroidとiPhoneがあって、仕事用と個人用で使い分けています。
スマホのフリッカー入力では効率が悪いので、キーボードでスマホが打てるというのは魅力的です。
本記事ではHHKBをスマホで使ってみた感想と、使い方のポイントについてまとめました!
Bluetooth追加はFn+Q
HHKBでBluetooth機器を切り替える時は「Fnキー+Ctrlキー+1~4」を使います。
これは、既に2台のノートPCで使い分けている人ならすぐに覚えてしまいます。
しかし、新しいBluetoothデバイスを登録する方法は覚えていないでしょう。
機会が少ないからですね。
新しく追加する時はペアリングモードにする必要があります。
そのキーが「Fnキー+Q」です。
公式サイトでは見付けにくいですが以下↓に書かれています。
Happy Hacking Keyboard HHKB Professional BT | 特長 | PFU
ペアリングモードにした後に「どの番号に登録するか?」を決める必要があるので、
「Fnキー+Ctrlキー+1~4」
を押します。
するとLEDの青色が激しく点滅し始めて、電波を出し始めます。
次はスマホ側の操作でHHKBを見つけて追加して下さい。
うまく繋がると「認証キー」として数字が表示されるので、キーボード側でその数字を入力してEnterを押せば登録完了です!
スマホでのキーボード配列
無事スマホがHHKBと接続されたので、文字入力をしてみましょう。
私は普段Tut入力しているのですがスマホにはそんな入力モードはありませんので「ローマ字かな変換」になっていました。
フリッカー入力に比べれば全然速く打てるし、快適です!
ところが記号を入力しようとしてある事に気がつきます。
Androidは日本語配列
私は英語配列ユーザーなんですが、AndroidにHHKBを接続したら、記号の入力は日本語配列になっていました。
Androidでも大きなタブレット等であれば、キーボードの種類を設定で変えて、英語配列として使うことも出来るようなのですが、私のAndroidは小さいスマホなので、切り替え方は不明でした。
記号の位置程度であれば、このままでも何とか使えるので、このまま使うことにしました。
後で出てくる「Alt+`」のショートカットキーについては「`」キーの位置が変わっていても気にせず刻印通り「Alt+`」を入力すれば、「全角/半角」キーの代わりとして使うことが出来ます。
他にもAndroidはF6~F9に様々な日本語IMEのショートカットキーが事前設定されているので、叩いてみて覚えることをお勧めします。
iPhone/iOSは英語配列
次にiPhoneに繋いでみました。
#これで私の環境では1~4番まで全部埋まりました。
そして気になる記号ですが、英語配列になっていました!
私の慣れている配列でGoodです!
どうもiPhoen/iPadに外部キーボードを接続した場合、日本語配列にする方法がなかなか無いようで、iOSにHHKBを接続して使うなら、最初から英語配列を買っておきましょうとの情報です。
全角/半角の切り替えはショートカットキー
スマホに物理キーボードを接続すると、基本は「ローマ字かな変換」の状態になりますので、日本語の入力はすぐに出来ます。
ところが、英語を半角で入力しようとしたら、どうすれば良いのでしょう?
日本語配列の場合はスペースキーの右隣または左下から2番目
日本語配列のHHKBを購入された方であれば、最新のファームウェアを使うことで「変換」「無変換」「Kana」などのキーが有効になるので、色々と押してみると、どんな文字も入力できると思います。
HHKBはキーボードのレイアウトを自分流に切り替えて使うキーボードなので、迷ったら試してもらいたいキーが「スペースキーの右隣のキー」と「左下隅から2番目のキー」です。
どちらも特殊キーなので設定によりますが、元々そこに「全角/半角」キーが割り当てられているので一番目的に叶うと思います。
お試しを!
英語配列の場合はAltキー+`またはCtrlキー+スペースキー
私を含め、英語配列キーボードの愛好家の方々は、「全角/半角」キーを全く使わないか、ショートカットキーを作って使っていると思います。
その中で汎用的なショートカットキーが「Alt+`」です。
「`」というキーはどのキーボードでも端っこの方にあります。
Androidの場合、この「全角/半角」キーのショートカットキーとして「Alt+`」が使えます。
稀に「Alt+`」が効かない時がありますがスマホ側で日本語が打てるように操作することで改善されます。
同じ目的でiOSやLinuxなどで採用されているショートカットキーが「Ctrl+スペースキー」です。
元々は日本語IMEを呼び出す目的のキーですが、これが「全角/半角」キーとして使えます。
つまりiPhone/iPadでHHKBを使う場合は「Ctrl+スペース」で日本語と英語を切り替え可能です。
実際には画面を見ながら、うまく切り替えて使ってみて下さい。
送信ボタンと改行の使い分け
スマホにbluetoothキーボードを繋いで使っている人に共通の悩みがあります。
それが「LINEの送信ボタンをキーボードから打てないの?」ということです。
私もしばらくキーボードで使っていたら面倒であることに気がつきました。
解決方法はシンプルです。
「改行で送信されるように設定を変える」
です。
LINEの場合、以下の場所に設定がありました。
ホーム
↓
歯車マーク(右上)
↓
トーク
↓
改行キーで送信
これをオンにすればキーボードで改行するだけでメッセージが送れます。
通常フリッカーで入力している時に改行を使う人ってまず皆無なので、上記設定を常時しておいて大丈夫です。
以上、HHKBをiPhoneやAndroidなどのスマホで使うためのお役立ち情報をまとめてみた!です。
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