カレーのタンパク質は多い?レトルトや缶で比較してみた!【市販品】

食事

最近はタンパク質ブームですが普段よく食べるカレーライスにもタンパク質が多く含まれていたら嬉しくないでしょうか。

そう思ってスーパーでレトルトカレーの成分表を確認してみたら、意外にもタンパク質の量は商品によってかなり差がありました。

ネット通販では極端にタンパク質の多いレトルトカレーも販売されていますが、普段買い物をしているスーパーの店頭に置かれているレトルトカレーの中でタンパク質が補えた方が嬉しいですよね。

そこで、本記事ではスーパーなど店頭で手に入るレトルトカレータンパク質の量について表を作って比較してみたので参考にしていただければ幸いです。

カレーのタンパク質は多い?

プロテイン・カレー

レトルトのカレー商品の成分表を見ると、一般的なボンカレーなどの人気のレトルトカレーでは、4.3〜4.4g程度のタンパク質しか含まれていません。

スーパーなどでは、税込み100円を切るような価格でレトルトカレーを販売していますが、総じてタンパク質の量は3.8〜4.4gとボンカレーより更に少ないか、同程度を狙った商品がほとんどです。

健康的な食生活では、1食10g程度、タンパク質を摂取したいので、カレーライスのようにある程度完成された、1食の食事の中で、3.8〜4.4gのタンパク質だと残念な感じです。

そこで、補う方法としては、卵を追加するのがカレーのルーと良く合ってオススメです。

レトルトでもキーマカレーならタンパク質は多い

キーマカレー

スーパーでレトルトカレーの成分表とにらめっこしながら、どのカレーにタンパク質が多いのか調べてみました。

すると、明らかにどのブランドでも「キーマカレーは基本的にタンパク質多め」という傾向が出ていました。

Amazonなどで人気の「からだ満足STYLE」や「からだシフト」のタンパク質の含有量をアピールした商品は、すべてキーマカレーなので、これはもう圧倒的な傾向と言えます。

ネット通販でも、市販のカレーでも、300円くらい出せば、一食分のタンパク質の摂取量と言われる17gを摂れる商品があるようです。

ただし、タンパク質多めのキーマカレー商品に共通する傾向として、鶏肉のタンパク質と大豆のタンパク質の両方を融合して、タンパク質量を底上げしている傾向があるので、アレルギーのある人はくれぐれもご注意を!

あと、食べてみた感想ですが、ヤマモリの「銀座キーマカリー」が美味しくてオススメです!

高タンパク質のレトルトカレーは高い?価格比較表

いなばカレー缶

うちの近所の「まいばすけっと」「マルエツ」その他ドラッグストアなどで購入したレトルトカレー/カレー缶のタンパク質量と価格を表にまとめてみました。

せっかくなので100円あたりのタンパク質量を○.○gという形で計算しています。

商品名 タンパク質 価格(税込) 購入店 タンパク質/100円
咖喱屋カレー 中辛 4.4 ¥127 ココカラファイン 3.46g
Bondyチーズカレー 中辛 6.7 ¥250 まいばすけっと 2.68g
カレー曜日 辛口 6.2 ¥214 まいばすけっと 2.90g
カレー曜日 中辛 6.9 ¥214 まいばすけっと 3.23g
業務カレービーフカレー 中辛 3.8 ¥84 業務スーパー 4.51g
業務カレービーフカレー 辛口 3.8 ¥84 業務スーパー 4.51g
Hachi インド風カレー KEEMA 中辛 7.4 ¥84 業務スーパー 8.78g
宮城製粉バターチキンカレー 7.4 ¥71 業務スーパー 10.38g
TOPVALUカレー 中辛 4.2 ¥58 まいばすけっと 7.20g
TOPVALUキーマカレー 中辛 5.4 ¥84 まいばすけっと 6.42g
TOPVALUビーフカレー 辛口 5.4 ¥84 まいばすけっと 6.42g
TOPVALUビーフカレー 中辛 4.8 ¥84 まいばすけっと 5.70g
大勝軒スパイシードライキーマ 中辛 16.4 ¥300 マルエツ 5.46g
チキンとインドカレー 黒カレー 13.8 ¥232 マルエツ 5.94g
ヤマモリ タイカレー マッサマン 14.8 ¥300 まいばすけっと 4.93g
ヤマモリ タイカレー グリーン 14.4 ¥300 まいばすけっと 4.80g
ヤマモリ タイカレー イエロー 14.6 ¥247 セブンイレブン 5.91g
ヤマモリ 銀座キーマカリー 中辛 8.9 ¥171 クリエイトSD 5.20g
マンダラ バターチキンカレー 中辛 12.0 ¥300 まいばすけっと 4.00g
マンダラ ビーフマサラカレー 中辛 13.1 ¥300 まいばすけっと 4.36g
7Premium バターチキンカレー 9.4 ¥213 セブンイレブン 4.41g
ファミマル バターチキンカレー 10.4 ¥229 ファミリーマート 4.54g
チキンとタイカレー(缶) イエロー 8.2 ¥107 まいばすけっと 7.67g
ご褒美フレンチのビーフカレー 中辛 11.0 \300 まいばすけっと 3.66g
スリランカカリー チキン 辛口 9.4 \300 まいばすけっと 3.13g

バターチキンカレー

100円あたりのタンパク質量を計算すると、激安のTOPVALUカレーが高得点になってしまったのですが、安いからと言って、58円のカレーを3杯食べる訳にもいかないですね。

一方で1食で10g以上のタンパク質を摂れる優秀なレトルトカレーはどれも200円を超える高いものです。

あとは同じシリーズでも辛口と中辛でタンパク質量が結構異なっているのが興味深いですね。

(追記)
業務スーパーに売っている Hachiのキーマカレーが安くて高得点です。
さらに宮城製粉のバターチキンカレーは3パック198円(税別)で1食7.4gタンパク質が取れるので、100円あたりのタンパク質量がついに10グラムを超えました。
これは使えそうですね!

タンパク質の多いカレーを選ぶコツ

ヤマモリのタイカレー

店頭で売っているカレーのタンパク質量をひたすら眺めているうちに、タンパク質の量が多いレトルトカレーの傾向が掴めてきました。

タンパク質量多めの「メーカー」「カレーの種類」が、それぞれあるようです。

タンパク質多めのカレー:いなば食品

いなば食品

いなば食品の「チキンとタイカレー」107円は、レトルトではなくて缶入ですが、売価100円未満の激安系を除けば、1円あたりのタンパク質量では1位です! 8.2g取れるのは嬉しいです。

232円の「チキンとインドカレー」もいなば食品なので、いなば食品のカレーが優秀だと覚えておくと良いでしょう!

タンパク質多めのカレー:グリーンカレー

グリーンカレー辛さ

あとはグリーンカレーも鶏肉とココナッツを多く使っているせいか、タンパク質の量が多めです。
店頭でチェックしてみると良いですよ。

グリーンカレーとイエローカレーという二種類の「タイカレー」を販売しているヤマモリのレトルトカレーも総じてタンパク質量が10gを超えていてオススメです。

だだし、ヤマモリのタイカレー(グリーン)は辛さレベルが5/5で最大となっていますので、辛いのが苦手な人は注意して下さい!
私はちょっとつらかったです(汗)。

タンパク質多めのカレー:バターチキンカレー

バターチキンカレー

カレーに入っている肉は、鶏肉の場合が一番タンパク質の量が多くなる傾向があります。

そのため、各社から出ているバターチキンカレーもタンパク質の量が多いです。
価格も比較的抑えられる傾向があるので、オススメです。

ファミリーマートの独自ブランド・ファミマルのバターチキンカレーは税込み229円タンパク質10.4gと二桁台をクリアしているので、いくつかあるバターチキンカレーの中では一番オススメですよ。

タンパク質多めのカレー:ヤマモリのカレー

ヤマモリ・マッサマン

表の中によく登場しているレトルトカレーのブランドとして「ヤマモリ」ブランドはタンパク質が1食10.0g以上含んでいる商品が多く、オススメです。

中でも、写真のマッサマン味は、1食14.8gもタンパク質を含んでおり、このクラスのレトルトカレーでは1位2位を争うトップクラスのタンパク質量です。

価格はスーパーでも300円以上するため高価ですが、ヤマモリのカレーはコンビニなど多くの店舗で販売しており、セール対象になっていることも多いので、セール品を見つけたら買い溜めしておきましょう!

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