給付金のオンライン申請は難しい?

特別定額給付金のオンライン申請が始まりましたね。

私は区役所へ行く用事が元々多かったので、マイナンバーカードは取得済みでした。
巷では「暗証番号が分からなくなった!」と困っている人が多いそうですが、私はちゃんと控えを家の中の決まった場所に保管してあったので大丈夫でした(ほっ・・)。

しかし、行政が作った仕組みって、いつも叩かれますよね「使いにくい!」とか。
今回はどうなんでしょうか? どのくらい使いにくい(難しい)のか? 気になります。

人柱になろうということで今回、実体験してみました!
私がやってみた結果ですが「システムエラーが発生しました」と表示され、1回では成功しませんでした。

これは多くの人がハマるんじゃないかな?・・と思ったので、いくつかのハマりポイントとその解決策について、記事にまとめました。

パソコンかスマホか?

特別定額給付金のオンライン申請は、パソコンまたはスマホから申請が可能です。

入力する手間を考えたら、パソコンの方が速いだろう・・と思い、パソコンでの申請を考えていたのですが、パソコンからの申請は「ICカードリーダー」とか「スマートカードリーダー」と呼ばれる機器が必要で、とんでもなくハードルが高い事が判明しました。

一方で、スマホでの申請は簡単です。
「モバイルSuica」などで必要となる「FeliCa機能」が搭載されているスマホであれば、特別な機器は必要ありません。

iPhoneで言うと、iPhone7以降、FeliCaが搭載されるようになりましたので、定期的に機種変更している人であれば、まず大丈夫です。
Androidスマホは、iPhoneよりも更に昔から、FeliCaは搭載されています。スマホ本体のFeliCaマークを確認してみましょう。

調べてみると、ICカードリーダーを持っていなくても、AndroidスマホをICカードリーダー代わりにして、パソコンから申請することも出来るそうです。
でも、Androidでカードを読み取るんだったら、申請もAndroidからやっちゃいますよね。そういう意味で、この機能は却下です(笑)。

私はiPhone8ユーザーなので、iPhoneで申請することにしました。

マイナンバーカードと暗証番号控えを用意する

申請手続きを始める前に、必ず用意しておかなければならないものが、4つあります。

・マイナンバーカード
・署名用電子証明書 暗証番号
・券面事項入力補助用証明書 暗証番号
・預金通帳

この4つが手続き途中で必要になります。

よく「暗証番号が分からなくなった」という人が居ますが、マイナンバーカードの暗証番号というのは全部で4つあり、記憶しておくには複雑過ぎるんですよね。

だから、役所で登録した時に、必ず「控え」の紙を渡されます。この控え用紙を見つけ出すことが先決です。
実は私も、この暗証番号の控えをファイリングから見つけ出すのに、一番時間がかかってしまいました。

預金通帳は、給付金の振込先として後ほど登場します。

スマホにマイナポータルをインストール

準備が出来たら、さっそく特別定額給付金の申請を始めましょう。

特別定額給付金の申請手順は、総務省の以下のページにも掲載されています。
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/apply/online.html

私もこの案内を参考にしながら申請したのですが、なかなか大変でした。

最初のステップは、スマホへのアプリのインストールです。

iPhoneの場合はAPPStoreで「マイナポータル」で検索すると一発で見つかります。ひらがなで「まいなぽーたる」って書いてもちゃんと検索されますよ。
うさぎのマークが目印になっています。

マイナポータルAP

正式名称は「マイナポータルAP」です。

ぴったりサービスを使う

マイナポータルAPをインストールして実行すると下のようなトップメニューになるので「ぴったりサービス」を選んで下さい。

ぴったりサービス

ぴったりサービスの最初の画面の中で、地域の選択とサービスの選択を行います。

特別定額給付金は赤字で目立つところに書かれているので、すぐに見つかります。
チェックを入れて「この条件で探す」を押せば、1件だけヒットします。

特別定額給付金

上記は川崎市の場合です。

さらに画面を下がっていくと「申請する」というボタンがあるので押します。

するとこんな画面が出るので、OKを押します。

電子署名

この先しばらく確認の画面が続きますが、全てにチェックマークを入れて「次へすすむ」を押します。

ご連絡先の入力

次に、メールアドレスと電話番号を入力する画面になります。

申請の途中で訳が分からなくなった時に、このメールアドレスに途中経過のデータを送ることが出来ます。

特別定額給付金の申請は手続きが長く、つまづきやすいので、この途中保存機能は使ったほうが良いですよ。

入力したら「次へすすむ」を押します。

申請者情報の入力

次がいよいよマイナンバーカードの読み取りです。

目的としては、申請者の住所・氏名・性別・生年月日を自動入力することとなりますが、ここで読み取りに失敗するようでは、この先の手順でも失敗してしまいますので、自分で手入力するなんてことはせずに、チャレンジすることをオススメします。

「マイナンバーカードを読み取り」という画面が出るので、マイナンバーカードを机の上に置き、iPhoneをその上からかざす感じで、緑のボタンを押します。

コツは2点あります。

・iPhoneの上部中央とマイナンバーカードの中心を合わせる
・iPhoneは、マイナンバーカードに接触させず、3cmくらい宙に浮かす

手は多少プルプル震えても大丈夫です。
むしろ、うまく読み取れない場合は「このへんかな~」とiPhoneの位置をゆらゆらと上下前後に動かしても良いくらいです。
とにかくポイントは「宙に浮かす」です!

読み取りに成功すると以下の画面になります。

券面情報

Safariに切り替える

マイナンバーカードを読み取る操作をした時に、一番困るのがこの手順です。

「マイナポータルAP」を使っていたはずなのに「何でSafari?」と大混乱。

その答えはこうです。

・マイナポータルAPは最初のメニュー画面とマイナンバーカードの読み取りにしか使っていない
・「ぴったりサービス」を押した時から、我々はいつの間にかSafariを使っていた

だから、マイナンバーカードの読み取りが終わったら「ぴったりサービス」の画面に戻る必要があり、アプリを切り替えて下さい・・ということなのです。

アプリを切り替える方法はいくつかありますが、iPhoneユーザーなら「センターボタンのダブルクリック」です。普段から使いこなしている人なら簡単です。
使ったことが無い人も、この機会に覚えましょう。

「センターボタンをダブルクリック」すると、マイナンバーカード読み取りの画面の裏に「ぴったりサービス」の画面が隠れていたことが分かります。

見つけたら「ぴったりサービス」の画面を選んで押すだけで、画面は切り替わります。
失敗しても大丈夫。「センターボタンをダブルクリック」して画面を切り替える方法は何度でもチャレンジ出来るし、元に戻れなくなることもありません。

住所の確認

ぴったりサービスに戻ると、住所が自動入力されています。

自動入力された情報に間違いが無いか?を確認し、更に空欄になっている箇所は自分で埋めます。

「番地以下(建物も含む)」という欄がどうしても途中までしか読めないのですが、指をこの位置に置いて、カーソルを表示させて、左右にグリグリと動かすと、あるタイミングで一番右まで読めるようになります。
一瞬のタイミングなのでコツが要ります。
どうしても読めない時は、ちゃんと入っていると信じて次のページに進んだ方が良いですよ。
何故なら、もう一度、確認の画面で見れるからです。

「入力内容を保存」してから「次へすすむ」を押して、次のステップへ進みましょう。

給付対象者の入力

次の画面では「給付対象者」を複数名記入出来ます。

その前に、世帯主・現住所もフルサイズで表示されていますので、確認しましょう。
1つ前の画面で、無理に確認しなくて良いですよ・・とお伝えした理由が、これです。

「給付対象者」を記入したら、さらに画面を下にスクロールしていきます。

金融機関名の入力画面になっています。

振込先・金融機関の入力

このタイミングで、預金通帳の準備をしましょう。

銀行名と支店名・支店コードなどが必要になります。
銀行名と支店名は覚えていても、支店コードまで覚えている人は滅多にいません。

また、この預金通帳は、この後で写真に撮る必要があります。
そんなこんなで大活躍しますので、預金通帳は用意しましょう。

銀行はネット銀行ではなく、普通の銀行の方が良いです。
理由は写真に撮って証明書類とする時に、通帳の見開き1ページ目が必要事項が全て揃っているからです。
ネット銀行の場合、通帳が無い場合が多いと思いますので、証明写真の作成に苦労します。

入力完了したら、保存してから「次へすすむ」をクリックします。

入力内容の確認

ここで、全ての入力内容の確認が出来ます。

内容の確認

ざっと全部見て、間違いがなければ、一番下までスクロールして、「保存」して「次へすすむ」をクリックします。

添付書類の登録

ここでいきなり「以下の必要書類を登録してください。」と言われ、ちょっと慌てます。

よ~く読むと、さっき入力した銀行の通帳を写真に撮って、送れと書いてあります。

添付書類

私は、このままの流れで、そのまま通帳の写真を撮って送ってみました。

撮影したページは、通帳の表面ではなくて、最初に開いたページです。
必要事項が全て揃っているのは、最初の見開きページだからです。

送付した結果ですが、悲劇が待っていました。

システムエラーが発生しました。

通帳をiPhoneのカメラで撮影して、そのまま添付書類として登録したところ、ぴったりサービスのシステムエラーが発生してしまいました。

「システムエラーが発生しました。お手数ですが、お問い合わせフォームからお問い合わせください。」
だそうです・・・。

システムエラー

原因について、よくある質問などを、あちこちの自治体のページから探したところ「ファイルサイズを小さくしてから送り直してみて下さい」と書かれていました。

最近のiPhoneは高解像度になっているので、撮影した写真をそのまま送ろうとすると、大きすぎるようですね。

私はここで「バッチリサイズ」という別のアプリをインストールして、写真のサイズを横幅640まで縮小してみました。

アプリをインストールしたく無い人は、画像を自分宛にメールで送ると良いですよ。いくつかのオススメサイズを選んで送ることが出来ます。
目安としては500KB以下に小さくした方が安全だと思います。

余談ですが、最近のiPhoneはHEIC形式というもので画像を内部保存しているそうなので、その事も関係しているかも知れません。

写真のサイズを小さくして、申請再開したところ、無事、送信が出来ました。

電子署名の付与

写真の添付に成功すると、またしばらく「添付書類の確認」など確認の画面が続きますので、どんどん先に進みましょう。

そして最後の難関が、電子署名です。

「電子署名を付与する」というボタンを押すと、再び、マイナンバーカードを机の上に置き、iPhoneを宙に浮かせてかざす必要があります。

そして、画面表示の案内に従って「署名用電子証明書暗証番号」を入力します。

小文字で打つとどうなるのか分かりませんが、このパスワード、英字は大文字にして下さい・・と書かれていて、入力しづらいんですよね。

そして、成功すると、また「Safariを確認してください」というメッセージが出ます。

同じように「センターボタンをダブルクリック」して、ぴったりサービスに戻ります。

送信を実行の画面に居ることを確認してから「送信する」ボタンを押して下さい。

以上で「特別定額給付金」の申請は終了です。
お疲れさまでした!!