LinkStation本体の故障が疑われるパターン【E06エラー】

Windows10からアクセスしているうちに、壊れてしまったLinkStation。

前回はUbuntuでサルベージしたいファイルをsambaでファイル共有させました。

そこまで出来たら、とりあえず重要なファイルから別のパソコンに移動して、いくつかまとまりの良いフォルダはblu-ray diskに保管しました。

しかし、合計2TBあったファイルを全部blu-rayに焼いていたら日が暮れてしまいます。
できれば、別のハードディスクにコピーしたいですよね。

あとはデスクトップパソコンはDVDブートしたままですから、電源を落とすと最初からやり直しです。
ファイル整理する間ずっと立ち上げっぱなしにしていたらエネルギーの無駄遣いです。

そこで、また、4本のハードディスクをLinkStationの箱に戻すことにしました。
前回、telnet化の方法を覚えたので、それをもう一度やれば出来ると思っていました。

ところがLinkStation、UbuntuでRAID5のデータ領域を復活させた程度で、LinkStationの事を知り尽くしたと思ったら大間違い!

今回は、その試行錯誤のご紹介です。

Ubuntuで作ったRAIDのHDDをLinkStationに戻す

1回目のチャレンジです・・・ファイルシステムチェックが終わりません。

NAS Navigator2で状況が分かるので、定期的にチェックしてみたところ、時間はかかるけれど、進行していました。

結果、24時間後位に全部のディスクがチェック完了しました。

しかし、この時点でRAIDは認識しないし、telnetでも入れません。

telnet化の方法が間違っているのかも知れません。

再度やってみます。

(追記)
後日判明したbootパーティションとrootパーティションをRAID1にする必要がある問題により、4本のハードディスクを入れた場合は、これまでのtelnet化の方法だけでは、うまくいかない事が多いようです。
Hackした1本のHDDだけで起動すれば、100%成功します。

ファン異常のLEDランプ全部オレンジ点灯

2回目のチャレンジです・・・ハードディスクを取り外してrootのパスワードを潰して再度挑戦です。

結果、やはりうまくいきません。
そのまま会社に行き、帰ってくると、ファン異常でLEDランプが全部オレンジ色になってました。

寿命か?

停止して全部取り外して、軽く掃除して、立ち上げなおすことにした。

(追記)
これは本当にファン異常だったようです。
定期的な掃除は大切ですね!

強制EMモード再び

3回目のチャレンジです・・・普通に青色LEDが付いて立ち上がった。

しかし、全くアクセス出来ないし、Pingも通らない。
これって、一番最初のLinkStationがアクセス出来なくなって無理矢理再起動した直後と全く同じ症状です。

つまり、ハードディスクが古くなったことだけが原因では無かったという事かも知れません。

本体の故障が疑われますが、もうちょっとちゃんと調べたいです。

(追記)
これも「bootパーティションとrootパーティションをRAID1にする必要がある問題」が引き起こした誤解です。
4本ハードディスクを入れるとLinkStationは簡単には起動出来なくなります。

そこで、また、LinkStationをEMモードで起動させる裏技を適用します。

前回は適当なファイルを1つだけリネームしたのですが、今回は大胆に、

# mkfs.ext3 /dev/sda1

とやって、boot領域にあるファームイメージをbootパーティションごとがっつりフォーマットしてしまいました。(これは正直失敗でした)

これをやるとE06エラーが表示されるようになり、ファーム異常で立ち上がらなくなるのです!

EMモードにもなりません。どうやら、EMモードになるためのプログラムも、bootパーティションの中にあったのを一緒に壊してしまったようです(笑)。

今回の「UbuntuではなくてLinkStationで立ち上げる」というチャレンジが失敗した理由もここにあります。

これまで、データ領域のRAID5部分の復旧にばかり目が行っていましたが、動作がおかしくなる理由は、ブート領域にあります。

もう少し詳しく書きましょう。

bootパーティション(/boot ) = ファームイメージが置かれている。RAID1で冗長化されている。
rootパーティション(/ ) = /etc/passwd などはここに入ってる。rootのパスワードもここにある。RAID1で冗長化されている。
データ領域(/mnt ) = array1 array2 などのフォルダが作られていて、RAID5でデータが高速化および冗長化されている。

上の3つのうち「bootパーティション」と「rootパーティション」が、コンピューターが動く為に必要な領域で「ブート領域」または「OS」と呼びます。

つまり「LinkStationのブート領域の仕組みを理解し・修復する」という一大命題が課されたのです(汗)。

で、この状態から復旧する方法は無いものか? と調べたら、tftpで立ち上げる という、こちらも裏技的なものが見付かりました。

この方法はちょっと奥が深いので、次回↓に詳しく書きます。

LinkStation/TeraStationをtftpブートする【E06エラーからの復旧】

Windows10にアップグレードしたら、LinkStationのHDDが壊れてEMモードにすらならずにハマってしまったけれど、Linuxの機能を駆使して完全復旧させた私の体験の一部始終を読みたい方は、以下の記事から進んで下さい。

故障したLinkStationから自力でデータ復旧した方法

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