chatGPTなら日本語でも簡単!便利な使い方とコツを解説します

今、話題のchatGPTですが、使う人によって便利さは賛否両論です。

その理由は使い方にコツがあることと、日本語の扱いが英語に比べて不得意であること、そもそも不得意なジャンルや内容があることを知っておく必要があること等に起因しています。

本記事では、chatGPTを使い倒している筆者が、chatGPTについてどうやって情報を集め、この時々嘘をつくchatGPTをどうやってなだめて使っているか、分かった事を備忘録のようにどんどん追記していきます。

chatGPTの使い方

まず、chatGPTについて「new chat」の使い方をよく分かっていない人が居るようなので、その基本から解説します。

chatGPTを沢山使っていると過去の問い合わせが左側にずっと残っている事に気がつくと思います。

これをスレッドと言い、何度でも振り返って、スレッドに対して追加質問が可能です。

そのため、一度開いたスレッドは「用途を一つに絞り何度でも使えるようにしておく」ことが大切です。

逆に全く新しいテーマで会話をしたい時は「new chat」をクリックして新しいスレッドを作りましょう。
同じスレッド内で複数の全く異なる質問をしてしまうと後で振り返ってそのスレッドを使い難くなってしまいます。

そして、1つのスレッド内ではchatGPTはどんどん新しい事を覚えて成長していきます。特定のテーマにおいてはいつでも期待した答えをしてくれるように、条件を追加し、私好みのchatGPTになってくれるように育てましょう。

chatGPTの良い解説

chatGPTについて知るには分かりやすい解説をしてくれているYouTube動画を視聴するのが一番良いです。

ブログの中にも優秀のブログはありますが、読みたい人のレベルを選ぶものが多いので、YouTube動画のようにある程度「広いスキルレベルの人に共通して」解説しようとしてくれている動画を観るのが一番良かったです。

私のオススメは以下の2動画です。

言わずと知れた中田あっちゃんのYouTube大学です。

chatGPTについては合計4動画上げているので全部観ることをオススメします。

分かりやすいです。

こちら、広島弁フューチャリスト友村晋さんの動画ですが、本人、宇宙一分かりやすく解説してますと言っているだけあって、分かりやすいです。

中田あっちゃんの動画の後に、この動画もセットで見ると、いい具合で理解が深まります。

chatGPTの入門という意味では、この2つを見ておけば、あとはもう触ってみてなるほど!と分かってくると思います。

chatGPTの便利な使い方

結構、嘘をつくとか言われているchatGPTですが、chatGPTには得意な分野が2つあります。

  • 一般論としての「戦略」「解決方法」を考えてくれる
  • ざっくり集めたファジィなデータを使い易く整形してくれる

1つ目の「戦略」や「解決方法」というのは1つの質問に対して複数の選択肢・情報を求めるタイプの質問になります。
chatGPTはこういう質問が来ると、ズラ~ッと考えられる事をかき集めて答えてくれます。

ちょっと専門用語的に言うと、複数の人の代わりにブレーンストーミングしてくれるような感じです。
人手不足解消になりますね!

2つ目のざっくりと集めたファジィなデータというのは、例えばインターネットの記事や共用ドライブなどからマウスで範囲指定してコピペした乱雑なテキストデータがあったとします。
こういうのは大抵は、ヌケモレが発生したり、改行の場所が滅茶苦茶または改行が多すぎて、表にまとめようとした時にひと苦労してしまうことがあります。

秘書が居たら、やってもらいたし仕事ですよね。

こういった「秘書さんにやってもらいたい」様な仕事こそ、chatGPTの得意分野です。
ちょっと体裁が汚くても構わないので、そのままchatGPTに渡して「規則性を考慮して表にまとめて!」と指示してみましょう。

おおよそ、秘書さんが考えるような規則性はchatGPTが自ら考えて、まとめてくれます。
私はBoxのユーザ一覧表を画面上からコピペしたものを、そのままchatGPTに渡して、改行だけのリストだったものをcsv形式にまとめてもらったりしています。

chatGPTの使い方のコツ

中田あっちゃんの動画などでも解説していますが、chatGPTを使う上で必ず行ってみて欲しいのが、以下のことです。

  • 回答に対して条件を絞り込んで、より求めている回答に近付ける
  • chatGPTに「あなたは○○です」とどんな役を演じて欲しいのかを伝える
  • 「この質問を明確にするために、私に確認したいことはありますか?」と逆質問させる

3つ目の逆質問は目から鱗ですが、使えるノウハウです。
難しい質問に答えて欲しい時に使えるノウハウです。

chatGPTはどれくらい嘘をつくか?

chatGPTにプログラムを作らせたり、ブログ記事を書かせたりしている人が居ますが、そういうものを完璧にこなせると思ったら大間違いです。

chatGPTが嘘を付くパターンとしては以下のようなものがあります。

  • 不得意なローカルネタや芸能・ニュースに関する事を質問した場合
  • プログラムとして最初から完璧なものを提示してくれる訳では無い
  • 日本語の文字数のカウントは不得意なので○○文字で!と指定しても必ずズレる

1つ目は2021年のデータまでしかインプットされていない事が一つの理由となります。
最近のニュースや芸能に合った話題は不得意です。

2つ目は依頼した内容をストレートに満たすプログラムを作ってくれるが、プログラムには大抵「判定を間違えさせる境界点のデータ」というものが存在するのです。
この辺りはプロのプログラマーでないと分からないかも知れませんが、出てきたプログラムを動かしてみて、動作が合っているかをテストしてみたり、そのプログラムコードを読んで何をしているかを理解できるスキルが必要です。
私はFQDNを扱うプログラムをchatGPTに作らせたのですが、「.(ドット)」文字に対する扱いが特殊過ぎて、判定は最初かなり不正確でしたが、最終的に目的のプログラムを作らせました。相当な回数chatGPTと会話したので、最初から自分で作った方が速かったかも知れません(笑)。

3つ目は「○文字ぴったりでタイトルを作って」とお願いしたところ、必ず指定の文字数よりも3~5文字少ない文字数の回答をしてきました。
「日本語の文字数として数えて」とお願いしたら少しマシになりましたが、あくまでもマシになっただけで、別の依頼を同じスレッドでしたら、再び同じ間違いをしまくりました(笑)。

この辺りはchatGPT-4で良くなっていて欲しいですが、まだ試していません。
結果が出たら、また、本記事にて追記します。

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