失敗だらけの蛍光灯のLED化~工事不要?~

LED-keikoutou LED蛍光灯

我が家の蛍光灯を最近LED化したのですが「工事不要」「誰でも簡単に」「今使っている蛍光灯をそのままに」な~んて宣伝文句で様々な商品が売られてますね!

私は、都合、2つの蛍光灯をLED化しましたが、取り付けに苦労したり、購入に失敗したりと、毎回一筋縄ではLED化出来ていません。

同じような失敗をする人も多いと思うので、この記事では「シーリングライトって何?」という位の機械オンチの方でも分かるように、蛍光灯LED化の1から10まで、失敗談を交えながら解説します!

蛍光灯の種類

蛍光灯の種類というと「丸形」「直管形(棒状)」の区別があるのは当然ですが、LED化する時に最も重要な種別が「シーリングライト」なのか「ペンダントライト」なのか?という点です。

どちらも横文字なのでなかなか覚えられないのですが、意味を考えると覚えやすいです。

ペンダントライト

古い家の寝室・子供部屋などは、ほとんどこれでは無いでしょうか。

天井から太い紐が伸びていて照明器具がぶら~んと吊り下がっているもの。

ペンダントは首から吊るして使いますよね。それがペンダントライトの語源です。

LED-keikoutou

シーリングライト

最近増えているのが、このシーリングライトです。

シーリングライトの特徴は、天井にペッタリとくっついている点です。
ペンダントライトのように天井とライトの間に距離がありません。
その為、オシャレで自由な形のライトが選べます。

比較的新しい規格なので、コネクタに種類があって、注意が必要です。

語源はシーリング=天井とのことですが、覚えにくいので「シール」⇒「貼る」という連想で、天井に貼り付いていることから覚えると良いですよ。

LED蛍光灯を購入する時は、この「ペンダントライト」と「シーリングライト」という単語に注意しましょう!

工事不要のLED蛍光灯

蛍光灯の種類が分かったところで「工事不要」「今の蛍光灯をそのまま交換」とうたっている商品の仕組みについて説明します。

こちらもペンダントライトとシーリングライトで分けて説明します。
説明の都合上、シーリングライトを先に説明させていただきます。

シーリングライトの交換方法

シーリングライトには「コネクタに種類がある」という説明をしました。
この複数種類のコネクタのどれでも接続出来るように、商品にケーブルやアダプターが沢山付いています。

一方、そのコネクタの口は天井に入居した時から用意されているものですので、変更は出来ません。

シーリングライトの蛍光灯をLED蛍光灯に交換する場合、シーリングライトの外装部分にある穴を通して、蛍光灯の電源を天井のコネクタから直接取る必要があります。

シーリングライトの構造が複雑で、蛍光管と天井の間にケーブルを通す適度な穴が無かったり、シーリングライトとケーブルが一体型でびくとも動かない場合、シーリングライトの外装に穴を自分で開ける必要が出てきます。
つまり、ちょっとした工事が必要になる場合もあるということです。

シーリングライトの蛍光灯をLED化する場合は、その構造に注意して購入しましょう!

ペンダントライトの交換方法

ペンダントライトの場合、天井からかなり離れた所にペンダントライト本体があるので、天井にあるコネクタから直接電源を取ることは不可能です。

そこで、ペンダントライトをLED化する場合は「ナツメ球」から電源を取ります。

「ナツメ球」というのは夜、寝る時によく使う、一番小さな「常夜灯」の電球のことです。

この小さな電球は、蛍光灯のメインの蛍光管と比べると少量の電流しか流さないことを想定して作られているんですが、LED蛍光灯の消費電力はナツメ球の消費電力と結構近いので、電源を取る場所としては最適なのです。

また、ナツメ球は点灯回路が単純なので、ナツメ球が点く状態にしてあれば、LED蛍光管に電気が通電されないというトラブルは起きづらいです。

そういった様々な理由から、「ナツメ球からLED蛍光灯の電源を取る」という発想は素晴らしく、現代の発明です。

ペンダントライトのLED化の際は「ナツメ球が簡単に取り替えられる位置にあるか?」だけをチェックしておきましょう。

蛍光灯をLED化する商品

丸形蛍光灯をLED化する商品で最も売れているのが、このアイリスオーヤマの商品です。

アイリスオーヤマ 蛍光灯 LED 丸型 (FCL) 32形+40形 昼光色 LDFCL3240D
https://www.amazon.co.jp/dp/B01DM0KDI8/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_VpHmEb06GZSE0

サイズ・仕様さまざまありますので、合ったものを購入する必要があります。
上記はペンダントライト用です。

シーリングライト用の商品は例えば、下のものです。

アイリスオーヤマ LED 丸型 (FCL) 32形+40形 昼白色 シーリング用 省エネ大賞受賞 蛍光灯 LDCL3240SS/N/32-C
https://www.amazon.co.jp/dp/B075S3ZKVC/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_IuHmEbNGWKJQW

シーリングライト用はナツメ球を交換する為の専用アダプターが付いていないため、お値段が少し安めになっています。

失敗談

私がやってしまった、失敗談です。
解決方法も書いてありますので、ご参考に!

ペンダントライト用とシーリングライト用を間違う

このアイリスオーヤマの商品ですが、サイズ・色・仕様によって、とにかく種類が多く、価格も全部違います。

そうなると「少しでも安いものを買おう」と思うのが消費者の心情です。

そんな訳で安いものを選んでいるうちに、気づかないうちに「シーリングライト用を購入」してしまっていました。
(我が家はペンダントライトしかありません)

シーリングライト用のコネクタが何とか接続出来る所は無いものか?・・と蛍光灯本体を分解してみましたが、ダメでした。

サポートに相談

返品するしか無いのかな・・・と思いつつ、アイリスオーヤマお客様相談室に電話をかけたところ「ナツメ球用のアダプターのみを追加で購入出来ますよ」と教えて頂き、何とか解決!

もちろんアダプター代に送料と色々と費用はかかってしまいましたが、返品よりは地球に優しい購入方法だと思ったので、アイリスオーヤマの専用ネットショップサイト、アイリスプラザから部品購入を行いました。

数日でアダプターが届き、無事、ペンダントライトがLED化できました!

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