WiFi Analyzer(WiFiアナライザー)というアプリを知っていますか?
ネットワークSEの必須アイテムで、Androidでのみ利用可能です。
現在では、色々よく似たアプリが出ているんですが、farprocから出ていて、レビュー件数が34万件とダントツ人気のアプリが、それです。
ところが!
今日立ち上げてみたら、全然使えなくなっているではありませんか!?
グラフが出ません。
周波数帯利用状況も出ません。
色々と調べてみて、位置情報が関係することが分かったので、本記事で解説します。
WiFiアナライザーは位置情報をオンにしないと使えない
無線LANというのは国によって様々な規制があることはご存知でしょうか?
その為、WiFiアナライザーは、その使っている場所(国)に合った動作をする必要があります。
それを厳密に守るために、Androidの基本ソフトウェア側で、WiFiアナライザーを使えなくしているようなのです。
突然使えなくなったのは、Androidのファームウェアが更新されたからです。
という訳で、WiFiアナライザーを使えるようにするには「位置情報サービス」をオンにすれば良いのです。
でも、Androidの設定を見ても、位置情報サービスは「オン」になっています。
(これがオフになっていたら、オンにしてください)
どうやら、この設定だけではダメなようです。
Androidには「このアプリを起動している間だけ位置情報サービスを有効にする」という設定があるのですが、それをいじる必要があります。
アプリ毎の位置情報サービスをオンにする方法
Androidの設定画面は、機種によって少しずつ違うので、私の場合(Androidバージョン9)の例として、ご紹介します。
設定(歯車マークです)
↓
セキュリティと位置情報
↓
赤い枠の「位置情報」をクリックします
↓
赤い枠の「アプリレベルの権限」をクリックします
↓
「WiFi Analyzer」の所をスライドボタンをオン(写真の状態)にします。
以上でAndroidの設定は完了です。
無事、表示されるようになったはずです!
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