LinkStationのディスクチェックが終わらない時の対処法
Windows10からアクセスしているうちに、壊れてしまったLinkStation。
無理矢理EMモードにしてファームを上書きしたのですが、新たな問題が発生しました。それは、
「ディスクチェックが終わらない地獄」
です。これ、1日や2日の問題ではありません。1週間経ってもディスクチェック中と表示されます。
調べた結果わかったのですが、LinkStationに入っているハードディスクが寿命なのが原因でした。
ディスクチェックというのはコマンドで実行すると、たまに「Yes」か「No」かを聞いてくる場面があります。
ところが、LinkStationの場合、その答えを打てないので永久に終わらない・・・というカラクリです。
本記事では、LinkStationのディスクチェックが終わらない時に、どう対処すれば良いか?の指南を示します。
原因となっているハードディスクを特定する
私のLinkStationは、LS-QLというシリーズでRAID5。ハードディスクは4本も入っています。
そのうちの1本目のディスクチェックが無限に終わりません。つまり、1本目が瀕死の状態なのです。
そうなると、1本目以外は無事なのかが気になりますね。
試しに1本目を外して起動したら、RAIDエラーにはなりますが、他の3本はある程度でディスクチェックは終わりました。
しかし、RAIDのモードが「通常モード」にリセットされてしまっています。
これは「RAID5で構成されていますよ」という情報がハードディスクの1本目に書かれているから、1本目が無いとRAID5と認識されない・・という現象です。
だからといって、空のHDDを1番目に入れて無理矢理RAID5を再構築したら、更におかしくなってしまいそうです。
これ実は、1本目ではなくて2本目や3本目のハードディスクが壊れていれば、RAID5の機能により簡単に復旧可能でした。
LinkStationの標準の機能だけで直せます。
今回はたまたま最悪のパターンに陥ったというわけです。
LinkStationのディスクチェックエラーの修復方法
まず、同じ事象にハマった人が、ネットにどのくらい居るかを調べました。
すると、このLinkStation/TeraStationのディスクチェック無限地獄に陥った人は沢山いました(笑)。
しかも、こういったNAS製品で複数のHDDを搭載出来るタイプのものの場合、1本壊れたら、残り3本もまず寿命だと考えなければならないという。
そもそもWindows10が原因のように今まで書いてきたが、それは誤りである。
根本原因はハードディスクの不具合である。
LinkStationが無応答になるキッカケを作ってくれたのはWindows10であり、その過酷なアクセスは評価に値するのだけれど。
(Windows10って、NASを見つけると、それをMedia Serverだと認識して、勝手にメディアの種類別に分類したフォルダに分けてくれます。つまり、NASのデータエリアをくまなくアクセスするのです。だから、不良セクタがあったら、Windows10が一番最初にそこにぶち当たってくれます)
修復方法も判明しました。以下の手順です。
・LinkStationからハードディスクを全て(4本)取り出す
・全てのHDD(4本)をパソコンに搭載する
・パソコンをLinuxで起動する
・Linuxの機能を使ってRAID5モードで4本全部をマウントする
・可能な限り、残したいデータをDVDなどにサルベージする
・瀕死のHDDは捨てる
・新しいHDDでLinkStationを再開する
・サルベージしていたデータをLinkStationに再びコピーする
・完全復活
言葉で書くと簡単ですが、これは大変な道のりです。
壊れているのにEMモードにならなかった時点で、サポートが言う通り「致命的な問題」があって簡単には直せない・・・と覚悟した方が良いかも知れません。
LinkStation故障から復活までの全行程!
最終的には、私のLinkStationは完全復活して、今も元気に動いています。
復活までの長い道のりについて、ご興味のある方は、以下の記事からお進みください。
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