故障したLinkStation/TeraStationにtelnetでログイン出来るようにする方法

2021年2月7日

Windows10からアクセスしているうちに、壊れてしまったLinkStation。

HDDに不具合があると、ディスクチェックが永遠に終わらず、修復が完了しません。
とくにdisk1に問題がある場合、手順が複雑になります。

ディスクチェックが終わらない理由は「Yes/No」を返せないからなので、コマンドラインからディスクチェックコマンドを打てれば解決します。

そこで、次はLinkStationをtelnet化し、Linuxコマンドを打てるようにします。

LinkStationをハックした人のブログは全て読みました。その手法も理解できた。

でも私の場合は、ベースがRAID5から始まっているので、簡単には行きません。

本記事では、何とか無理矢理、RAID5のLinkStationにtelnetでログインできるようになりましたので、その手順を紹介します。

内容は専門的です。

1. 新しいハードディスクをLinkStationのdisk1へ換装する

disk1に空っぽのHDD、他は全て元のHDDを入れたまま、立ち上げる

disk1 : 新品
disk2 : 元のdisk2
disk3 : 元のdisk3
disk4 : 元のdisk4

このように搭載して、LinkStationを起動します。

すると、RAID5構成は壊れたままですが、OSイメージはdisk2にも入っているらしく、エラーランプ付きっぱなしで立ち上がります。

disk1をフォーマットする

LinkStationが立ち上がってWebメニューにもアクセス出来るようになったら、メニューからdisk1をフォーマットします。

フォーマットは数分で完了しますが、disk1へのアクセスが落ち着くまで、しばらく気長に待ちます。
アクセスランプが点きっぱなしになっていますので、それが消えるまで待つことをオススメします。

LinkStationを再起動する

アクセスランプが落ち着いたら、LinkStationを再起動します。

再起動後、再びアクセスランプが全体的に落ち着くまで気長に待ちます。
この間に、disk1にもOSイメージがコピーされ、disk1がメインでOS駆動するように自動的に切り替わります。

disk1の動作確認

新しいHDDが完全にdisk1として機能するようになったことを確認するため、disk1のみ入れて、他は全て外した状態で立ち上がることを確認します。

disk1 : 新しいdisk1
disk2 : 空
disk3 : 空
disk4 : 空

この状態でLinkStationを起動します。立ち上がってWebメニューにアクセスできたら、disk1の換装は完了です。

telnet-telnetd

2. LinkStationのtelnetdを自動起動にする

ここからもっと難しくなります。

LinkStationのHDDをパソコンでマウントする

LinkStationを停止し、disk1のHDDをパソコンにつなぎ、LinuxのCDからパソコンを起動します。

この時オススメなのは、Ubuntuのdisk1にあたるCDです。
LinkStationと同じファイルシステムをサポートしています。

Linux OSがrescueモードで立ち上がったら、disk1のHDDを以下のコマンドでマウントします。

# mount -t ext3 /dev/sda1 /mnt/boot
# mount -t xfs /dev/sda2 /mnt/root

解説)/dev/sda1はext3でマウント可能。/dev/sda2はxfsでマウント可能です。

/bootは使わないのでマウントできなくてもOKです。

/mnt/rootの環境定義ファイルをviで編集する

LinkStatioの中のLinuxの環境定義ファイルを横から見ることが出来る状態になっています。
そこで以下の内容をハックします。

/mnt/root/etc/init.d/rcS をviで編集し、最終行に以下のように記述します。

/usr/sbin/telnetd &

これで telnetd が自動起動されるようなります。

次にviで/mnt/root/etc/shadowを編集し、rootのパスワードを潰します。

先頭行を

root::数字・・・

で始まるようにすれば良いだけです。

3. HDDをLinkStationに戻す

ここまでで細工は出来ていますので順番に慎重に元に戻していきます。

1本だけLinkStationのdisk1に戻して起動

パソコンをシャットダウンしてdisk1のHDDを取り出します。
それを再びLinkStationのdisk1の位置に装着して起動してみます。

TeraTermなどから、telnetアクセス出来ることを確認してみましょう!
プロンプトが出るはずです。

rootと入れるといきなりログイン出来てしまったびっくりします(笑)。
セキュリティがゼロの状態です。

rootのパスワードを再設定

# passwd root

というコマンドでrootのパスワードを再設定できます。
好きなパスワードに変更して下さい。

パスワード無しのままNASが動いているのは危険な状態ですので、必ずこれは実施して下さい。

全てのHDDを繋いで起動

ここまで出来たらゴールは間近です。

disk2~disk4も元のHDDを繋いで、フルの状態で起動してみましょう。

引き続きtelnetでログイン出来たら完成です!

以上、LinkStationのtelnet化の完全解説でした。

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LinkStationのtelnet化は、壊れたLinkStationを直すための下準備です。

LinkStationのHDDが壊れてEMモードにすらならずにハマってしまったけれど、Linuxの機能を駆使して完全復旧させた私の体験の一部始終を読みたい方は、以下の記事から進んで下さい。

故障したLinkStationから自力でデータ復旧した方法