相武台前で19,000円のアパートは事故物件か？【座間事件関連】

最寄り駅が相武台前駅のアパートを探す時に、家賃19,000円とか破格のアパートが見つかる事があり、事故物件なんじゃないか？と心配する方がいらっしゃいました。

相武台前というと、2017年のバラバラ事件のアパート（家賃19,000＋共益費3,000円）が、座間市側にあり、ちょっと脛に傷のある地域になってしまいましたが、元々かなり家賃相場が安い地域なので、条件を細かくチェックした方が良いです。

本記事では、例の事件現場のアパートをモデルケースとして、相武台前では、どんな条件だと家賃が2万円を切ってくるのか？事故物件か否かの調べ方と合わせて解説します！

私は以前、相武台前駅徒歩7分1K築7年家賃37,000円のアパートに住んでました！

事故物件か否かは大島てる

事故物件をユーザーの皆さん達が報告することで、事故物件を判定するサイトがあるのをご存知でしょうか？

というサイトです。

ここを見ると、例の座間事件の現場アパートは事故物件登録されています（事件前は未登録）。

他もちょこちょこと報告登録がありますが、相武台全般でみると報告は少なめです。
心配な場合は、アパートを下見に行ってから、突き合わせてみると良いと思います！

相武台前駅は急行停車駅の海老名駅からも相模大野駅からも2駅離れていて、小田急線沿線の家賃相場を調べると、底値に近いのです。

実際、「goo家賃相場」で調べてみると、相武台前駅周辺の「ワンルーム」は、本当に安く30,000円という判定です（2021年調べ）。
実は2017年にも調べており、その時は28,000円でした。コロナ禍で都心から遠い物件が値上がりしているからでしょうね。

ここに更に、築年数・駅からの距離・間取り等の条件を加えていくと、もっと安くも出来るわけです。

家賃19,000円とうたっていても共益費込みだと2万円超える物件が殆どなので、相場に対して1万円くらい安い物件があっても驚かないですね。

相武台前駅周辺の家賃が安い理由については、別記事でもっと詳しく解説しています。
↓
座間市の家賃が安過ぎる理由

ここからは具体的に、相武台前駅周辺で家賃19,000円、共益費3,000円で借りることが出来た物件の詳細なプロフィールを紹介していきます。

4年前の家賃になってしまいますが、大きく相場は変わっていないので、モデルケースとして参考にして頂ければと思います。

事件があった事で情報を入手しやすかったのでモデルにしました

部屋のレイアウトは「ロフト付き」です。

ロフト付きのため、敷地面積はとっても少なくて、約15平米でした。

ロフト付き物件は人気のあった時代があった訳ですが、今となっては完全に不人気物件の一つです。

単純に「ロフトを作ったことで敷地面積が狭くても何とか住める」という利点でしか無いためです。

さらに「バストイレ一緒のユニット式」です。
これも不人気間取りですね。

安さは納得ですね。

このモデル物件の築年数も判明しました。

築年数30年でした。
随分古いですね。

鉄筋コンクリートの3階建て以上のマンションでも無い限り、30年経ってしまうと内装を変えても色々とガタが来るので、建て替え時期ですね。

これも相場よりもずっと家賃が安くなる理由です。

相武台前駅から徒歩8分という条件で、駅から近いかというと微妙なところです。

しかも、この物件は、駅の南側にあるのに、駅の北側から出て、線路に沿って南下していかなければなりません。
ぐるっと遠回りになる点がマイナスイメージで、家賃安めになっていそうです。

地図を見た方が分かりやすいので、興味のある方は別記事の解説をご覧下さい。
↓
座間バラバラ事件の住所はどこ？

あとは線路沿いにあると、小田急線がひっきりなしに走っているので騒音があります。

相武台は閑静な住宅地というイメージが色濃く、人気の住宅エリアは行幸道路を渡った向こうの相模原市南区相武台です。
駅徒歩1～2分は別格としても、徒歩5分を超えたら静かな所の方が人気です。

総合すると、座間市側・線路沿いの駅から6分以上の物件ではあまり需要が無いので、かなり安くなると思われます。

相武台前駅周辺の破格なアパート物件が、事故物件かどうか気になる時に調べることについて解説してきました。まとめると・・

というポイントがあります。

相武台前には、クリエイトSDもあり財布に優しく静かで住みやすい町なので私はオススメですよ！